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GTLについて

液化天然ガスというものがありますが、これと混同されやすいガスツーリキッドという方式があります。これは略してGTLと呼ばれています。GTLは、天然ガスを一酸化炭素と水素の合成ガス化して、灯油や軽油などに近いものに変えるというものです。

この方式によって、天然ガス自体を再び得られるわけではありませんが、液化天然ガスのように冷却する必要がなく、常温で行うということもあって、エネルギーや設備投資は節約できます。

それに、必要に応じて、メタノールやジメチルエーテルなどにも変換が可能です。同じ液体燃料でも、窒素や硫黄の化合物がたくさんの石油系のものとは違い、そういった有害物質はほとんど含まれていません。

この方式を使うことにより、水素に改質することで、燃料電池への応用も有望視されています。

従来の方式では、まず二酸化炭素を除去してから液体燃料化する方式だったので、二酸化炭素の含有量の多いガス田では実用化することが難しいといわれていました。

しかし、2002年には石油公団が独自の製法を開発したことをうけて、中小企業のガス田でも、液体燃料化が出来るようになる可能性が出てきています。これを実証するプラントが、北海道の苫小牧市で稼動しているといいます。

天然ガスは、石油などの燃料と比べても含有量が豊富といわれており、今後の重要性はますます高まっていくものと思われています。ですので、こういった研究が今後も続いていけばよいものが生まれるのではないかと思います。

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