
シベリア・パイプラインというのは、現在注目されているものですが、これは石油と天然ガスのパイプラインのことです。
ここでは、天然ガスのパイプラインについて説明してみようと思います。従来の天然ガスの輸送方式は、マイナス162℃に冷却することで、液化天然ガスとすることで、タンカーに載せるものでした。
この方式には、冷却するだけでもかなりのエネルギーが必要になるので、決して効率的な方法ではないわけですが、遠方から運んでくるということなので、それはそれで仕方がない部分もあると思います。
ちなみに、近年ではシャーベット状の物質である天然ガスハイドレートとして運ぶという案も注目されているようです。しかし、これはシベリアからと考えると話は変わってきます。
もっとも、パイプラインは最初に作ろうと思ったらそれは莫大な費用がかかってしまいますが、一度敷いてしまえば、気体のままでしかもとても安いコストで天然ガスを運ぶことが出来ますので、将来的にはありえない話とはいえませんね。
また、日本以外にも、韓国や中国、東南アジアから中央アジア、果てはオーストラリアといったところまで繋ぎ合わせるという構想もあるようです。これが実現すれば、需要にあわせたマーケットが実現できることでしょう。
技術的には、天然ガスに水素が10%くらい混合しているハイタンという形で送るのが有望とされています。もっとも、まだまだ実現は先の話だと思いますけどね。
スポンサードリンク