
燃料電池に関わりが深いとされている天然ガスの話をしようと思います。この天然ガスの重要性は年々高まってきています。石油については化学製品であるプラスチックなどの原料になるので、重要な資源です。
しかし、エネルギー源として考えたときには天然ガスの重要性の方が高いかもしれません。その理由としては、まず比較的クリーンなことです。天然ガスは、ほぼ純粋なメタンです。
なので、燃やしたときに出るものといったら二酸化炭素と水です。これは、石油から精製したガソリン、ディーゼルが硫黄化合物や窒素化合物を発生させるという点とは大きく異なり、非常に環境には優しいといえます。
また、燃焼させた際の二酸化炭素の排出量ですが、これは石油と比べても30%は少ないといわれています。これもクリーンといわれる理由のひとつですね。また、埋蔵量の多さも天然ガスの魅力といえます。
これは実際のところは未知数なのですが、メタンハイドレートといわれる海溝の深部にあるシャーベット状のものを含めて考えてみると、全世界の消費量に換算しても500年分以上はあるとも言われています。
その存在は、日本海の新潟沖でも確認されています。このメタンハイドレートは、北見工業大学と三井造船が共同で作る実証実験に成功しています。この他のメリットとして考えられるものとしては、天然ガスの主成分であるメタンが、水素に改質しやすいという部分です。
今後は、ますます天然ガスの重要性が高まっていくことでしょう。
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