
グローブ電池というものは、とてもわかりやすい燃料電池のひとつなわけですが、これで実際に実用になるわけではありません。また、燃料電池の実現方法のひとつであり、一般的な説明というわけではありません。
燃料電池には、5種類の代表的なタイプがあるのですが、ここでは、おおまかな原理の説明をします。
グローブ電池の酸素側の電極を空気極といい、水素側の電極を燃料極というのですが、この二つを電解質で結ぶのは、電解質は希硫酸として、グローブ電池と同じです。燃料電池の内部には、セルと呼ばれる板状のものが積み重ねられています。
このセルとセルの間にはセパレーターがあり、水素と酸素の通路を仕切っていて、電気的につなぐ役割をしています。セルは、単電池とも言われています。
空気極と燃料極には、細い溝が数多く掘られていて、酸素と水素がこの部分を通ることで反応が起こる仕組みになっています。水素は、電極中の触媒の働きで、電子を切り離し水素イオンになります。
電解質はイオンしか通さない性質なので、切り離された電子は外に出て行きます。電解質を通ったイオンは、反対側の電極に送られた酸素、外部から電線を通じ戻ってきた電子と反応し、水になります。
燃料電池の仕組みの重要なところは、電子とイオンに分かれるというところです。電子が電線を移動するということは、電流が流れるということで、これは電気が発生した、つまり発電を行った、ということになるのです。
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