
燃料電池の方式には、固体高分子型、アルカリ型、リン酸型、溶解炭酸塩型、固体酸化物型の5つに分かれているのですが、それぞれの意味、特徴は違ってきます。
まず、動作温度についてですが、固体高分子型、アルカリ型、リン酸型については室温程度または200℃程度と、比較的低音で動作するのですが、溶解炭酸塩型、固体酸化物型については、650℃、1000℃とかなりの高温にならないと動作しません。
しかし、その分発電効率は動作温度が高ければ高い分だけ大きくなります。そして、固体高分子型、アルカリ型、リン酸型には白銀を触媒として使うのですが、溶解炭酸塩型と固体酸化物型の二つはそれが不要となっています。
更に燃料として、水素以外に一酸化炭素もOKとなっています。ちなみに、燃料電池の種類としては、アルカリ型を除外して4種類とすることもあります。
ちなみに、有名なアメリカのアポロ計画で活躍したのはアルカリ型なのですが、コストを問題視しないという特殊な用途を除けば、アルカリ型は燃料にきわめて純粋な水素が要求されることもあり、実用化のケースが非常に少なくなっているのです。
また、固体高分子型とリン酸型については、既に実用化の目処が立っており、家庭用、小型業務用、自動車用、工業用などに対しての導入普及段階となっています。
溶解炭酸塩型と固体酸化物型については、まだ研究段階となっています。用途は、工業用や分散電源用が主になっていますが、これからの開発に期待したいところです。
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