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燃料電池の活用事例

プラスチック原料と燃料電池源を牛の糞から

いうまでもないことですが、動物の糞からは、大量のメタンガスが噴出されます。このメタンは、ほぼそのままが都市ガスの成分に近いものなので、これ自体が、普通に燃料として利用することが出来ます。

これに着目した北海道大学の市川教授らは、更にここからベンゼンと水素を取り出すことに成功しています。それも、牛の糞からです。取り出されたベンゼンは、プラスチックの原料となり、水素は燃料電池における燃料になります。

原理としては、メタンを含んでいる牛の糞からのバイオガスを、5気圧、750℃にして、独自に作成したプラスチック触媒を作用させることによって、15%のメタンが水素とベンゼンに代わったといいます。

ちなみに、残りのメタンは再利用が可能とのことです。この残りを都市ガスの原料に持っていくことも技術的には可能だと思われます。

ベンゼンは、石油から作るのが現在においても主流といえるものですが、もしも低コストで牛の糞から作り出すことが出来れば、資源の問題に対しても、環境問題に対しても大きなプラスになることでしょう。

特に、環境の問題として捉えると、石油を使わないでもいいということで、少しでも地球環境にやさしいということが考えられますし、資源の問題に対しても、化石燃料と呼ばれて、枯渇の可能性が年々高まってきている石油の使用量を減らすことが出来れば、資源の節約にも繋がると思われます。

ぜひとも、今後の技術の発達に期待していきたいところですね。

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