
燃料電池の最も基本的な燃料といったら、水素ガスです。燃料電池そのものは、基本的には安全性が高いものですが、水素ガスは条件によっては無職の炎を出しながら強く燃焼する可能性があります。
ですので、万一の水素ガスの燃料の漏れがないようにしっかりとチェックしなければなりません。シチズンは2006年に、燃料電池用の水素漏洩監視センサとして使用が可能である、水素ガスセンサーを開発しています。
接触燃焼式センサーといったら、検出したい可燃性のガスを触媒により燃焼させて、その熱で電気抵抗を変えるというメカニズムをもったセンサーです。
シチズンが作った新しいセンサーは、ばね構造が二重のらせん状になったコイルドコイルという構造をヒーターコイル部分に採用し、10年という耐久年数と、3秒という水素ガスの検知時間、セラミックスによる耐熱特性と、それぞれ従来における2倍という高い水準を得ています。
なお、このセンサーは、都市ガスセンサー、またはLPガスセンサーとしても利用することが可能となっており、すでにサンプルを出荷しています。
2007年度には量産に成功しており、現在は月産台数が1万台を突破しているとのことです。
事故を防ぐためにはセンサーは必ず必要ですが、こういったセンサーを開発しているのが、有名な時計のメーカーであると聞くと、ちょっとびっくりするのではないでしょうか。最近ではかなり身近なものになっているのではないかと思います。
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