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燃料電池の活用事例

本田技研の燃料電池スタック

2003年に、本田技研は主要部品を自社開発した燃料電池を発表しています。これまでにバラード社の燃料電池スタックを使って燃料電池車を開発してきたのですが、ついに自社での開発に成功したということですね。

この燃料電池の主な特徴としては、電解質膜を、フッ素樹脂系からアロマティック系に変更しています。そして、セパレータをプレス成形したステンレス合金に変えています。

また、全体構造の単純化を図り、部品点数もかなりの数の削減に成功しています。アロマティック電解質は、寒冷に強いということもあり、氷点下20℃でも始動可能です。

容積や重量あたりの出力は、従来の2倍にもなり、燃費も2割くらい向上したということです。2004年末には、寒冷地仕様車の国内リース販売を開始するという発表がありました。

こういったバイクメーカーでも燃料電池の開発は進んでいるということですね。もちろん、燃費をはじめとした性能の向上が目的になっています。

2008年からアメリカに続いて日本でリース販売が開始されたFCXクラリティに使われているスタックは、一回の充填で何と620キロもの走行が可能になっています。それにも関わらず、更なる小型化がなされ、デザインの自由度があがっているというのです。

なかなか技術的には進展が難しいとされている燃料電池の活用がここまでされているというのは驚きですね。今後ますます技術の革新があると思われますので、期待したいところですね。

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